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SCLT-0003 Hello, Lucie. / SCLT-0004 Goodbye, Rooke.解説

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以下、ネタバレ。要注意。

◆この2作品のはじまり
すべては「starry reflection」という曲の続きの話です。
あの曲の中で「すべてを失った者がその先に何を見るのか」を歌ったわけですが、その周辺の物語をもう少し広げたくなったのです。「starry reflection」を歌っているのがルーク自身であり、ルーシーとは彼が失意の中で見つけた最後の希望です。

◆それぞれのタイトルに込められたもの
ルーシーとルークは相対する存在として考えました。お互いにないものを持つ人である、そういう意味を込めて「L」と「R」で始まる名前をつけました。当初は延長線上の物語だけで想定していたので2作品とも完全にルークの目線で構成をしていたのですが、それではルーシーの人となりというかホントのところが描かれず不憫だなぁと思い、片方を「僕の希望となりえたルーシーはどんな人だったのか」をルーシー目線で描く方向性になりました。

つまり「Hello, Lucie.」はルーシーの過去から現在が描かれ、「Goodbye, Rooke.」はルークの現在から未来が描かれています。

◆SCLT-0003「Hello, Lucie.」

ルークの最後の希望となったルーシーですが、彼女自身もすべてが順風満帆であったわけではありません。ルークが出会うルーシーになれるまでにはいろいろなことがありました、ということがこの作品に込められています。実のところは明るそうな彼女のウラ側をつくという完全にギャップを狙った作品で、『夢とその先に見た現実』というコンセプトはそういうことだったわけでした。

最初の2曲は現在のルーシーを表現しており、時系列でいうところの最も過去は3曲目の「the escaper」、ということになっています。最後を飾る「alpheratz」の元となっているアンドロメダ座アルフェラッツの星言葉は「実を結ぶ美しき夢」。この言葉のとおり、ルーシーは自分の夢を叶え、そしてルークと出会うところまでが描かれています。

◆SCLT-0004「Goodbye, Rooke.」

対してルークは物語の最初からどん底です。絶望の淵です。しかしていつまでもどん底だったわけではありませんでした。ルーシーと出会ってから、彼の心境はどんどんと変わっていきました。世界が色づいていきました。その過程が描かれています。これも泣いているルークの姿からはギャップがあるのかもしれません。『絶望と希望のあいだ』というコンセプトはまぁだいたいそんなところです。

こちらも最初の2曲は未来のルークが当時を振り返ってのことを表現しており、時系列でいうところの最も過去は3曲目の「the wanderer」という構成になっています。最後を飾る「scheat」の元となっているペガスス座シェアトの星言葉は「笑顔と心の優しさ」。ルークは笑顔を取り戻すまでになりえたというところまでが描かれています。

◆この2作品を通して伝えたかったこと
ちなみにルーシーとルークの2人の関係性についてはこの2作品の時系列上では「ただ2度、偶然会った」ということにしています。この2作品の結末は「2人は結ばれましためでたしめでたし」とかそんなとこまでは考えられていないということだけは明言しておきます。そうかもしれないけど。プライベートなことですし大人ですから2人に任せておりますので。

この2作品のホントのところは「いつまでたっても、人は変われる」という願いが込められています。たとえ過去にどんな辛いことがあろうと、それに未来が引きずられることはないと。

『今、この状況は変えられる。乗り越えられる。必ず。』
これが真のテーマです。

聴いてくださったあなたには、何が映ったのでしょうか?
Hello, Lucie. & Goodbye, Rooke.



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